原黒護岸工事の作業状況
- 潜堤ブロック据付~緩傾斜護岸完成まで -
潜 堤 工 事
潜堤とは、その頂部の高さが静水面に達するか、やや低目に作られた構造物で、侵入波を早く砕けさせることにより、
波のエネルギーを減少させ、その背後の海岸の侵食を防護する役目を有している。
航空写真 着手前の状況
捨石投入・水中均し状況
被覆ブロック据付状況
航空写真 潜堤完成後
ブロック製作工事
型枠組立・生コン打設状況
鋼製の型枠をクレーンで吊上げ3~4人で組み立てていきます。
出来た型枠の中に、生コンを流し込み、表面をコテできれいに均します。
4日程度経過したら、型から外します。
出来形確認・強度確認状況
仕上がりの寸法や出来を確認し、コンクリートの強度をテストします。
ブロック完成状況
完成したブロックは製作ヤード内で保管され、現場へと運ばれます。
緩傾斜護岸工事
ガット船による不要な消波ブロックの撤去状況
捨石投入・均し状況
構造物の基礎部分を作る為に石を入れて、さらに所定の高さになるよう成形する。
吸出し防止材敷設状況
土砂が海水(波)によって流れ出てしまうのを防止する為、土砂の下に吸出し防止材を敷きます。
吸出し防止材:耐水性、耐候性、耐腐食性に優れた化学合成繊維等の土木安定繊維材
土砂埋戻し状況
航空写真 中盤の状況
砕石敷均し状況
ブロック止生コン打設状況
階段状のブロックの端をコンクリートで止めます。
航空写真 後半の状況
水中部分
陸上部分
ブロック据付完了
護岸工事から次は道路改良工事へとつながっていきます。