原黒護岸工事の作業状況
- 潜堤ブロック据付~緩傾斜護岸完成まで -

潜 堤 工 事

 

 潜堤とは、その頂部の高さが静水面に達するか、やや低目に作られた構造物で、侵入波を早く砕けさせることにより、
波のエネルギーを減少させ、その背後の海岸の侵食を防護する役目を有している。

潜堤の図.jpg

航空写真 着手前の状況

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捨石投入・水中均し状況

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被覆ブロック据付状況

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航空写真 潜堤完成後

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ブロック製作工事

型枠組立・生コン打設状況
鋼製の型枠をクレーンで吊上げ3~4人で組み立てていきます。
出来た型枠の中に、生コンを流し込み、表面をコテできれいに均します。
4日程度経過したら、型から外します。

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出来形確認・強度確認状況
仕上がりの寸法や出来を確認し、コンクリートの強度をテストします。

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ブロック完成状況 
完成したブロックは製作ヤード内で保管され、現場へと運ばれます。

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緩傾斜護岸工事

着手前
image086.png 着手前2.jpg

 

ガット船による不要な消波ブロックの撤去状況 

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捨石投入・均し状況
構造物の基礎部分を作る為に石を入れて、さらに所定の高さになるよう成形する。

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航空写真 施工当初の状況
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吸出し防止材敷設状況
土砂が海水(波)によって流れ出てしまうのを防止する為、土砂の下に吸出し防止材を敷きます。
吸出し防止材:耐水性、耐候性、耐腐食性に優れた化学合成繊維等の土木安定繊維材
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土砂埋戻し状況

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航空写真 中盤の状況

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砕石敷均し状況

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ブロック据付状況
水中部                       陸上部
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ブロック止生コン打設状況
階段状のブロックの端をコンクリートで止めます。

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航空写真 後半の状況

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水中部分

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陸上部分

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ブロック据付完了

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護岸工事から次は道路改良工事へとつながっていきます。